産地：岡山県倉敷市
樹種：タケ集成材 （真備町産）
W1500/D850/H700
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竹林の町、倉敷市真備町の竹を使用したダイニングテーブル

工場がある倉敷市真備町は竹林の町、特産品としてタケノコがあり、県内を代表する産地です。 竹は竹刀に使われるほどしなやかで、定規に使われるほど狂いが生じません。堅く丈夫で老朽化しにくいため、一生使い続けられる家具の素材としてとても適しています。 また、竹は人に優しい素材です。竹には抗菌成分が含まれているため、抗菌性、殺菌性、脱臭性に優れ、テルペンと呼ばれる芳香物質がリラックス効果をもたらします。 さらに、竹の有効利用は環境保全にも役立っています。地下茎とよばれる茎を地中に持つため、地上に生えたものだけを伐採すれば新たな造林の必要のない持続生産が可能です。地元農家の方からの持ち込みの他、社員の方が自ら真備町の竹林に出向いて竹の仕入れを行っています。 おととしの西日本豪雨で工場が水没してしまいましたが、並みならぬ努力で立て直し、今では完全復活しています。 このテーブルの美しい模様は、縦割りした竹をミルフィーユ状に何層も重ねた優れた加工技術からできています。 熟練した職人による竹割り、炭化、乾燥、削り、貼り合せ等の行程を経てできる竹材は、通常の木材より手間暇がかかっています。